社会福祉協議会は、市区町村に設置されており、そこで暮らす住民のみなさん、社会福祉や保健・医療、教育などの関連分野の関係者など地域社会を構成するさまざまな団体等によって構成されています。誰もが安心して暮らすことのできる地域社会の実現をめざし、住民の福祉活動の場づくりや社会福祉に関わる公私の関係者・団体・機関の連携をすすめたり、具体的な福祉サービスの企画や実施を行います。全国の社会福祉協議会とのネットワークにより公共性と自主性を兼ね備えた民間団体です。
5つの原則
社会福祉協議会は、以下の活動原則に基づき、地域のみなさんと協力し、活動を展開しています。
- 住民ニーズの基本の原則
調査などにより、地域住民の要望、福祉課題等の把握に努め、住民ニーズに基づく活動をすすめます。 - 住民活動主体の原則
住民の地域福祉への関心を高め、そこから生まれた自発的な参加による組織を基盤として、活動をすすめます。 - 民間性の原則
民間組織らしく、開拓性・即応性・柔軟性を生かした活動をすすめます。 - 公私協働の原則
社会福祉・保健・医療・教育の行政機関や民間団体等との連携を図り、行政と民間組織との協働による活動をすすめます。 - 専門性の原則
住民の福祉活動の組織化、ニーズ把握調査、地域福祉活動の計画づくりなど、福祉の専門性を括かし活動をすすめます。
社協の機能
社会福祉協議会は、次の機能を発揮し、さまざまな福祉課題解決をしていきます。
- 福祉二一ズや課題を把握し、住民の福祉活動を推進する機能
- 社会福祉関係者や他の分野の団体と連携を図る機能
- 福祉活動や事業を企画し実施する機能
- 調査研究と開発の機能
- 計画策定と提言の機能
- 広報活動の機能
- 福祉活動支援の機能
構成
- 役員
- 理事10~15名、監事3名、評議員15~21名
- .
- 役員名簿(PDFファイル)
- 組織
- 社会福祉施設、社会福祉関係団体、ボランティア、その他の社会福祉関係者及び学識経験者をもって組織しています。